ホテルサービス ホテル予約の裏側:オーバーブッキングの仕組み
旅行サイトでホテルを探していると、空室がないと表示されていたのに、別のサイトでは予約ができた、なんて経験はありませんか? 実はこれはホテル業界ではよく見られることで、「オーバーブッキング」という戦略が取られているからなのです。オーバーブッキングとは、キャンセルや当日宿泊客が来ない事態(ノーショー)を見越して、実際に用意できる客室数よりも多くの予約を受け付けることを言います。航空会社でも同様の手法は取られていますが、ホテルの場合、団体旅行客のキャンセルなど、航空会社に比べてより規模の大きい変動が起こりうるという特徴があります。ホテル側としては、空室をできる限り減らし、収益を最大化したいという狙いがあります。しかし、オーバーブッキングは、予約したのにも関わらず宿泊できないという事態を引き起こす可能性も孕んでいます。もし、実際に宿泊できない事態が発生した場合、ホテルは別のホテルを手配する義務があり、その際の宿泊料金の差額や移動にかかる費用はホテル側が負担することになります。オーバーブッキングは、ホテル側にとっては収益管理の上で重要な戦略である一方、利用者にとっては、予約が確実ではないというリスクを伴うことを理解しておく必要があります。
